• A parvus ollam de alchemist

    10年近く前に買ったポメラです。しかもDM100という結構な値段で買ったポメラです。現在も販売中のようで、新品で買おうと思ったら¥4万弱する高価なワープロです。そう、ネットワーク機能などなく、書くことに特化した今時珍しいワープロです(東芝のFlashAirを使えば、ネットにつながりますが)。

    Atokや辞書も装備し、カレンダーと日記まで書け、BlueTooth搭載、キーピッチも広いので非常に重宝していたのですが、持って振ると中からカラカラ音が聞こえてきます。

    カラカラ音がします

    どうやら他のpomeraでも同様の現象がおきているようで、このサイトによると、内部基板を固定するねじが外れてあちこち当たるため発生するようです。そんなわけで、早速分解です。

    pomera DM100を分解するためには裏面を固定しているY字ねじを外す必要があります。普通の+-ドライバーでは外れないので、Y字用の工具を用意する必要があります。

    裏面のねじ部は8か所。わかりづらいのですが、バッテリー部に2か所、ゴム足下に3か所隠れています。

    ねじを外したら勘合している裏面パネルの周りにスクレバーを差し込んで外していきます。全周外すのは手間なんですが、途中の隙間からねじが出てきました。
    どこのねじなのか確認したかったのですが、全周外すのは面倒なので、今回はこれまでとし、外したねじを戻しゴム足も付け直しました。

    最新のファームは

    ところで、DM100はまだ生産中止になっていませんが、ファームの更新は2017年の3月に出たver1.5以降更新されていません。ちなみにver1.5での変更点は、KING JIMによると

    Ver.1.5.00.0の改良点
     1.バックライト設定を変更
     バックライトをオフできるように変更しました。

     2.表編集時のキー操作を変更
     表編集時の「Tab」および「Shift」+「Tab」キーの操作を無効からセル
     移動に変更しました。

     3.本体メモリの安定性を向上
     ソフトウェアを最適化し、メモリアクセスの安定性を向上させました。

    だそうです。ver1.5のファームが必要な方はこちらからDL可能です。

    使用目的は

    私の使い方で、DM100が活躍する場面は実験ノートのメモ用としてなんですが(手書きだと字が汚すぎて、後で読み返せない)、そのとき特に重宝するのが2画面編集モードです。編集中の画面(上)と参照用の画面(下)が同時に表示で、alt+Tabできりかえられるので、参照データのコピペに大変便利です。この機能、以前のファームでは起動の度にMenu→設定→ファイル設定しなければならなかったのですが、ver1.5では再度開いても、以前設定していたことを覚えてくれるようになりました。

    しかし、

    今時ネットにもつなげられないワープロ専用機とゆうのもどうかと。確かに乾電池(単三×2本)で動かせるの魅力的なんですが、結構筐体大きいので結構ガサバります。特に、最近は実験することも少なくなり、もっぽらブログの下書きに使うことも多くなってきたので、ネットに繋げられないのはやっぱり何かと不便になってきました。そんなおり、DM100の後継機:DM200がLinux化可能との記事を読んだので…..

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