• A parvus ollam de alchemist

    また、ヤフオクで中古のhp電卓を購入してしまいました。ずいぶん古い機体で、電池交換後も起動しないジャンク品とのことでしたが、HP-28Sで¥5,000は破格の値段と思い、ポチりました。誰もビットしなかったようですので、そのまま購入です。なお、HP-28Sについては、Wikiに詳細が記されていますので、そちらを参照ください。

    起動しない原因は

    到着したので、早速開封です。価格が価格だけに外観も相当傷んでいると思っていましたが、意外ときれいです。

    さすがに、裏面のゴム足は乾電池挿入部側の2個が無くなっていますが、使用には問題ありません。

    乾電池挿入部の蓋には、電極部の金属板が取り付けられていますが、錆びだらけです。起動しない原因は、おそらくこの金属板の抵抗異常でしょう。

    乾電池蓋の樹脂から金属板を剥がし、

    サンドペーパで接触部の錆びを落とします。

    仕上げに接点復活スプレーを塗布して、起動するか確認です。

    電池を入れてみました

    電極復活したので、起動確認をします。ただ、この電卓、単5電池×3本という変な電源仕様なので、単5を買ってこなければなりません。幸い、家の傍のダイソーに単5電池もちゃんと置いてありました(ダイソーすげー)。
    あちこちのサイトで言われていますが、このHP-28Sは乾電池部の電極ばねが設計ミスじゃないか?といわれるくらい長いので、単5乾電池が筐体からかなりはみ出してしまいます。これを無理やり乾電池部の蓋カバーで押し込むので、蓋部がすぐに破損するようです。この電卓も蓋の勘合部はすでに欠けてしまっているので、とりあえず金属板だけ差し込んで起動確認です。

    起動はしましたが

    「ON]ボタンを押すと、ピッツという音と共に起動しました。キー入力も問題なさそう?

    と思ったら、ON以外の最下部キーが入力できません。色々試してみたら、上部バッテリー部付近を押しながらならキー入力を受け付けてくれます。

    また、電源いれたままにしておくと、勝手に「C」を入力し始めます。まあ消せばいいんですが、数式入力後Enter前に勝手にCを入力され、Syntax Errorになるとちょっと腹が立ちます。まあ、安価で入手した中古品なので、このくらいは良しとします。


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